2025-6/18(水)作品としてのグラビア撮影講座

カメラの教室
5 日前
読了時間: 4分

更新日：3 日前

今回のテーマは主に中級 / 中級〜上級 向きです。

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超初心者 : 昨日カメラを買ったばかりな方

初級 : とりあえず写真は撮れるけど色々良く分からない　あまり撮らない

中級 : カメラの操作がある程度できる　もっと上手く撮りたい

中級〜上級 : 中級者以上

👠モデル

あずりな

※モデル紹介のお写真は提供のご協力を頂いたものが含まれます。

📅スケジュール

18:30~21:50(途中休憩あり)

テーマ制作20分

撮影60分(各10分)

講評15分

休憩10分

撮影60分(各10分)

講評15分

🗼開催場所

ウィザースタジオ

東京メトロ有楽町線江戸川橋駅　徒歩5分

住所：東京都新宿区山吹町295 正豊ビル1F

👜参加に必要なもの

★一眼レフカメラまたはミラーレス一眼カメラ

・メインのレンズとして標準域（50mm）を含む標準ズームレンズ　または　単焦点レンズを必ずお持ちください。

・明るめのレンズがオススメです。（f4○→　f2.8◎）

小物、衣装など自分の作品に必要な物があればご持参下さい

※照明機材は教室側で用意させていただきます。

👫参加枠

6名

✍お申し込み

必ず上記の備考、規約をお読みになりご承諾いただいた上でお申し込みください。

⇩お申し込みフォームはこちら⇩

　申し込む　

申し込み締切は各部開始5分前となります。

人の心を動かす「作品」を一緒に創り上げる

「作品撮り」という言葉を耳にすることがあるかと思いますが、その意味を明確に理解している方は多くないかもしれません。一般的には、テストシュートやポートフォリオ制作など、企業やクライアント向けのサンプル撮影を指すこともあります。

しかし私が考える「作品」とは、写真展や写真集といった発表の場を想定し、自身の世界観やストーリーを写真という媒体で表現する行為です。モデルはその世界観を伝えるための媒介であり、表現の重要なパートナーです。

自分の思いや考えを形にする手段には、絵画、文章、イラストなどさまざまな方法があります。そして、せっかく高価なカメラを手にしたのなら、ただモデルを撮って満足するだけではなく、自分の内面を表現するための「作品」として写真を昇華させてみてはどうでしょうか。発表し、評価を受けることは、表現力を磨くうえで欠かせないプロセスです。

私の撮影教室でも繰り返しお伝えしていますが、「表現」とは、技術の披露ではなく、感情の伝達であるべきだと考えています。「こんな写真が撮れます」「有名な人を撮りました」といった実績紹介も一つの価値ではありますが、それだけでは人の心を動かすのは難しいでしょう。

写真を見た人に「上手ですね」と言われるのは簡単です。しかし、より深く心に残るのは、喜び、怒り、哀しみ、楽しさなど、見る人の感情に訴えかける一枚です。そのためには、明確なテーマやストーリーを軸に、モデルのヘアメイク、衣装、表情、ポーズ、撮影場所、ライティング、色味、画角、小道具、後処理など、すべての要素に意図を込める必要があります。そうして初めて「伝わる写真」になるのです。

今回の講座では、あらかじめモデルとスタジオはこちらでご用意しますが、その制約の中で、皆さん一人ひとりの感情や世界観を作品として表現していただきます。

具体的には、まずテーマの設定とブラッシュアップを行い、撮影を経て、最終的には全員での品評会を実施します。その後、撮影した作品をもとにセレクトとレタッチを行い、参加者全員の作品を4ページずつ収録したオリジナル作品集を制作（後日発送）します。

自分の感情――たとえそれが社会的な問題意識であっても、個人的な嗜好であっても――をカメラを通して表現し、モデルという存在を通じて可視化する。そのプロセスを学び、見る人の心を動かす「作品」を一緒に創り上げていきましょう。

衣装や小道具の持参も歓迎です。ぜひ自由な発想でご参加ください。